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鹿の袋角とは

 春に生え変わったばかりの雄鹿の幼角のことで「鹿の袋角」と言います。「袋角」の表面は皮膚と産毛に覆われていて、中には大量の血が勢いよく流れています。また触るとブヨブヨとしていて体温を感じます。成長の早い角は、1日に2~3センチも伸びます。この驚異的な成長ぶりを見て、昔の人々は「素晴らしい生命力があるに違いない」と考え摂るようになったと言われています。

 古来より人々は健康を願い、様々な植物や動物鉱物などを食してきました。数千年の歴史の中で人々が試し、有用なものだけが伝承されてきました。「鹿の袋角」はこうした歴史の中で最も位の高い物として皇帝や将軍などの高貴な人々にしか手に入らない貴重な物として伝承されてきました。

長崎大学薬学部と共同研究

古来より日本での「鹿の袋角」の生産は、気候風土が合わず、難しいとされ、もっぱら中国産を輸入して使用していました。

しかし、当社は長崎大学薬学部との共同研究にて、鹿の品種の研究から袋角の精製方法の研究を行い、日本で唯一鹿の袋角を生産することに成功しました。

 

高齢化社会のために何か社会に貢献したいという思いから始めた「鹿の袋角」の生産。日本ではまだ例のない養鹿事業に取組み、より良い物を生産するため、長崎大学薬学部と共同研究し、製造を開始しました。血液を多量に含む「鹿の袋角」は、鮮度が大事です。隣接した工場で、即座に冷却し、一年かけて一本一本丁寧に加工した袋角を粉末にし、錠剤やカプセルとして製品化した商品や長期間かけてエキスを抽出したドリンクなどがあります。主に、通信販売や百貨店の催事にて販売しています。

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